雨の日曜日

 

 

 

 

 

今日は日曜日。

台風のせいか、涼しくて雨が降ったり止んだり。

夏の疲れが出ないように、と思いつつ、

ベットから出たくない〜。笑

 

 

 

 

 

娘の学校の文具を買いに、

一人で出てきたので、ついでにドトールでコーヒー飲んでます。

隣の席は、まだ乳幼児を抱っこしているママ。

スリングで寝ている赤ちゃんを抱っこしながら、サンドイッチとコーヒー。

片手でスマホ

 

 

 

 

 

他の人がどう思うか分からないけど、

私はこうゆうの微笑ましい。

私にも、娘が乳幼児の時期があったけど、残念ながらカフェとかで寝てくれる子ではなかったのと、

そんな発想をする余裕もなかったので、

全く外出をしないママでした。

行くとしたら、ベビーカーのせて、スーパーと散歩くらい。

 

 

 

 

 

 

だからなのか、とても辛かった。

今、隣のママを見ても、あの頃に戻りたいとは思えない。

そして、頑張れ!!!と、

知らない人だけど、ママさんに心の中でエールを。

 

 

 

 

 

 

ふと、辛かった当時読んだ本を思い出した。

金原ひとみ  「マザーズ」(新潮社)

 

 

 

 

 

 

友達、とくに男友達に、

金原ひとみの本好きだよ、と言うと、

ドン引きされるのですが、笑、

女の半分くらいは、好きだと思いますよ、私みたいに言わないだろうけど。笑

 

 

 

 

 

 

このマザーズは、

読みながら、うわー、うわー、と読むのが辛くて、何度も途中で止まってしまった本で、当時吐きそうになっていたのだけど、私の気持ちを代弁しているところも部分部分あって、

これは、自分と向き合うために読まなくては、と思って、

たしか三度読みくらいしたかな。

こんなの読んでるって知ったら、旦那は正気じゃいられないだろうなと思って、

当時リビングにそのまま出しておいたことがあるのだけど、

基本的にビジネス書しか読まない人なので、見向きもされなかったような。

 

 

 

 

 

 

当時、友達や旦那や周りの人たちに、

同情されるのも、心配されるのも嫌で、

分かってくれるとも思っていなくて、

相談したいとも思っていなくて、

ただ、自分もやってみろ、と思っていた。笑

ママになれば分かる。

結局みんな、最後は変わってくれない。

私の代わりに、オムツを替え、ご飯を作って食べさせ、自分のご飯は冷たくなった余り物で、戦争のように泣きだす前にお風呂を終えて、汗が引く前におっぱいをあげて、気付いたら洗った髪の毛は冷たくなって。

娘が寝ても、いつ夜泣きで起きるかビクビクして、1日の終わりと始まりの境界線がない毎日を、喜んで引き受けてくれる人なんていない。

 

 

 

 

 

 

そのことが、とても理不尽に感じて、

誰に対してでもなく、

ただ自分の状況に、納得がいってなかった。

 

 

 

 

 

 

今、客観的に、横のママさんを見て、

随分客観的に当時を振り返れるようになったなぁと思った。

 

 

 

 

 

 

いつか娘にも来るのかと思うと、

それまでに早く日本社会に根付く固定観念が変わればいいと思う。

 

 

 

 

 

 

では、赤鉛筆を買って、

帰ります。笑